【報告】内部研修 身体拘束&ボディメカニクス
令和5年6月15日(木) 17:45~19:15
場所:2階 地域交流室 講師:江崎CW、岡田CW
【主な内容】
・身体拘束について知識を増やす
・身体拘束についてディスカッションできる
・ボディメカニクスについて学ぶ
【研修テキストより抜粋】
身体拘束とは
『本人の意思では自由に動くことができないように、
身体の一部を拘束すること、または運動を制限すること』
なぜ問題なのか
・人権擁護の観点からすれば非常に問題となる行為
・高齢者のQOLの低下をもたらしてしまう恐れがある
・普段できていた日常生活動作であっても身体的な機能が低下して
できなくなってしまう恐れがある
・それが原因で寝たきりとなることも十分あり得る。
「そもそも人を縛ったり、閉じ込めたりすることはおかしなこと」
ボディメカニクスの原則
① 支持基底面積を広くする
② 重心の位置を低くする
③ 重心の移動をスムーズにする
④ 重心を近づける
⑤ てこの原理を使う
⑥ 身体を小さくまとめる
⑦ 大きな筋群を使う
研修参加者の感想
・身体拘束の危険性は日々のケアの中で常に潜んでいる。「日々の業務が忙しいから」「他の方の支援で手一杯だから」「その方が利用者の安全を守れるから」などの気持ちから身体拘束のある支援になってしまわないように日々気を付ける必要がある。
・ボディメカニクス技術講習についても、全体で共有して学んでいく良さもコロナ禍で出来なかったが、緩和されこのように実施される事で学びを共有していく事の大切さを知った研修でした。
2023/08/31