「生活の質を高めるサポート役」
- 日常生活自立支援事業担当
- 準職員(契約職員)
自分のことのように嬉しくなります
日常生活自立支援事業の専門員としての職務に就いています。認知症や物忘れのある高齢者、知的障がいや精神障がいにより判断能力が不十分な方が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、ご本人との契約に基づき、福祉サービスの利用援助などを行う業務です。通帳や印鑑を預かるなどの金銭管理も行います。
これまでは家計のやり繰りが上手くいかず生活に余裕のなかった方が、この事業を利用することにより収支が安定し、趣味や旅行にお金を使えるようになったことでQOL(生活の質)が上がり共に喜びあえた時にやりがいを感じます。
早くに結婚出産し、20~30代は子育てをしながら正職員として働いていたため、振り返ってみるとあっという間に時が過ぎた印象です。京都市社協には5年前、契約職員として入職しました。正職員より就労時間が1時間短く、家庭と両立しやすいことは魅力の一つでした。子育てがひと息ついた今、本年3月の契約更改時には正職員を目指すことも検討しましたが、これからは自分の時間や心の余裕を大切にしたいと思い、引き続き契約職員(無期雇用)の道を選びました。また、雇用形態ではなく職種の特性だと思いますが、休日出勤や時差出勤が無いことも私のライフスタイルに合っています。
信頼関係が重要な仕事であり、誠実な対応を心掛けています。利用者さんとは顔の見える関係を心掛けており、利用者さんから相談の申し出がないときでも、こちらから訪問や声掛けを行うように努めています。
現在の職務で利用者さんを成年後見制度に繋ぐことが度々あり、また、社会福祉士として以前勤務していた地域包括支援センターでも同制度とのかかわりが深く、こうした経験を活かして成年後見支援センターでの職務に携わってみたいと思っています。京都市社協は様々な事業を展開しているので、いろんな職務に挑戦してスキルアップができる土壌があります。