「結婚休暇が利用できました!」
- 正職員
新婚生活も満喫しています
児童館に児童厚生員として勤務しています。一般幼児を担当するなかで、主に乳幼児と保護者を対象にサービスを提供し、親しみやすいコミュニケーションを心がけています。児童館の広場を一般開放している際は子どもたちの見守りを行い、状況に合わせて手遊びや絵本読みまで行います。イベントにも力を入れており、親子で楽しめる「幼児体操教室」や「リトミック教室」を開催しました。保護者向けには「アロマ石鹸の手作り体験」も実施しています。
学生時代に小学校教員を目指していた私は、教育実習に取り組むなかで「自分が本当にやりたいことは国語や算数などの教育ではなく、遊びを通して豊かな心を養うことだ」と気づきました。在学中に取得した「保育士」と「小学校教諭」の資格をどちらも活かせる職場を探したところ、ぴったりなのが児童館だったのです。そこで大学4回生の時に児童館でアルバイト(臨時職員)を始め、日々の業務にやりがいを感じて正職員の採用試験に応募しました。
今年の2月に入籍した際、結婚休暇を7日間も取得できました。職場の先輩や仲間は優しい方ばかりで、「ぜひ利用して!」と後押ししてくれました。育児休暇も用意されているので、安心して勤められます。
ふだんの姿を知らないと変化に気づけないので、日々の観察が重要だと思っています。特に気にかけているのは、児童館へやってきた時の挨拶です。学校帰りに児童館へ来る子どもたちは「ただいま!」と言ってくれるのですが、その声がいつもより小さかったり暗かったりすると、様子を見ながら話しかけることもあります。
児童館での仕事は、毎日楽しいことや面白いことの連続です。悲しいことや辛いこともゼロではありませんが、そんな時は職場の先輩はもちろん、子どもたちが助けてくれます。気分が沈みがちな時、「先生、今日はどうしたん?」の声を聞いて我に返ることもありました。子どもたちと支えあい、一緒に成長していきたいという人にはおすすめです。