65歳以上の高齢者及び支援者を対象とする地域包括支援センターで、社会福祉士として地域にお住いの方々の相談に応じています。心身に障がいのある方や介護を必要とする人の支援を行う中で、地域を支える役員さんなどと協働することも多く、力を合わせて課題が解決できると大きなやりがいにつながります。

資格や研修の助成制度が充実していることと、休日数がしっかり確保されていることです。私は約4か月の育児休暇を取得し、その手続きもスムーズに行えました。職場の上司や仲間に理解があり、気兼ねなく休暇に入ることができ、何の問題も無く復帰できたことを嬉しく思っています。これは地域包括支援センターの場合ですが、シフト制の勤務なのでプライベートの予定も立てやすく、家庭と仕事の両立もしやすいですね。

ご利用者様の自宅訪問や会議などで地域を移動する機会が多く、新たな出会いがたくさんあります。美味しそうなラーメン屋さんやオシャレなパン屋さん、意外な抜け道を発見することも。ひと仕事終えた帰り道、淡いオレンジ色に染まる鴨川の夕景があんなにきれいだったとは……。きっとこの仕事をしていないと気づかなかったはず。私にとっては、この町をますます好きになれる仕事です。

京都市での地域支援を続けていくことに変わりはありませんが、関わり方や支援の方法について、他の部署部門でのやり方に関心があります。対象地域についても学区から京都市全体まで目を向けて取り組めるのは京都市社協ならではだと思うので、いろんなキャリアを積んでいきたいと思っています。資格については、介護支援専門員（ケアマネジャー）取得を目指して勉強中です。試験対策で学んだ内容が現在の仕事に役立つことも多く、モチベーションを高く維持しながらスキルアップしています。