区社会福祉協議会
[総合職員]
「地域に出向き、対話を重ねた経験が役立っています」
- 地域あんしん支援員
- 正職員
地域のボランティア支援の経験を活かして一人ひとりの生活に寄り添っています
教育について学んだ大学時代、教育実習やボランティア活動を通して、地域に暮らす人々の環境に携わる仕事がしたいと思い、社協での社会福祉士を目指しました。京都市社協を選んだのは、生まれ育った京都市に愛着があり、また地域支援と個別支援のどちらも幅広く経験できると思ったからです。
個人のスキルアップを法人で応援してくれる風土があり、業務として様々な自己研鑽のための研修を受けられる点に満足しています。私はこれまでひきこもり状態、若年性認知症、高次脳機能障害、他にも多様なテーマを学んできました。費用は全て法人から補助していただいたので、より良い支援を通して還元できるよう業務に励んでいます。
地域あんしん支援員を担当する前の3年間は、地域福祉コーディネーターとして学区社協などの地域の様々な活動支援に取り組んできました。日ごろの相談対応をはじめ、ボランティア講座や福祉教育講座の開催、災害ボランティアセンターの活動、子ども食堂の支援などを通してボランティアや地域住民、企業等の方々と現場でコミュニケーションを深めてきました。それぞれがどのような思いで活動されているのかを体感した経験は、個別支援の領域でも対象の方が社会や人と再び繋がるためのコーディネートや、より良い体制、環境づくりなどに活きています。
対象の方の歩んでこられた人生を否定しないことや多面性を引き出すこと、支援者というよりも伴走者としてのポジションでいることを意識しています。また、自分一人で抱え込まず、上司や同僚、関係機関、地域等と協力し、チームで対応できるよう動くことを心掛けています。